その5から続き
17. BigQueryの設定を行います。
Google Cloud Platform(GCP) Consoleにログインしたら、Google Cloud Platformの右に表示されているプロジェクト名をクリックして、プロジェクトの選択から利用するプロジェクトを選択します。

GCPのメニューから「BigQuery」を選択します。BigQueryを有効にすると、エクスプローラというところにプロジェクトIDが表示されるので、右端に黒丸が3つ縦に並んでいるアイコンをクリックして、「データセットを作成」を選択します。ここでは、データセットIDに、「office_temperture」と入力し、データのロケーションに、「asia-northeast1 (東京)」を選択し、「データセットを作成」をクリックします。
18. エクスプローラに表示されているプロジェクトIDの左にある三角矢印▶︎をクリックすると、展開され今、作成したデータセットが表示されます。次に、データセットの右端に黒丸が3つ縦に並んでいるアイコンをクリックして、「テーブルを作成」を選択します。
ここでは、テーブルに、「temperature_table」と入力し、その下にあるスキーマの下にある+マークをクリックします。

19. スキーマは下記のとおり入力し、「テーブルを作成」をクリックします。

フィールド名 タイプ モード
timestamp TIMESTAMP REQUIRED
temperature FLOAT REQUIRED

それぞれ、日時データと気温を格納します。
20. 次に、Node.jsからGCPのBigQueryにアクセスするために、サービスアカウントを作成します。
メニューの「IAMと管理」から「サービスアカウント」を選択します。次に、「サービスアカウントを作成」をクリックして、「サービスアカウント名」、「サービスアカウントID」を適当な文字を入力して、「作成して実行」をクリックします。
21. 次に表示される画面で権限を選択します。「ロールを選択」のプルダウンメニューをクリックします。今回は、BigQueryの権限が必要ですので、「BigQuery」から「BigQueryデータ編集者」を選択し、「続行」をクリックします。次の画面では、「完了」をクリックします。
22. サービスアカウントのリストから、先ほど、作ったアカウントをクリックします。上部にある「キー」をクリックします。

「鍵を追加」のプルダウンメニューから、「新しい鍵を作成」を選択します。次の画面では、キーのタイプで、「JSON」を選択し、「作成」をクリックします。すると、JSON形式の秘密鍵が自動でダウンロードされるので、大切に保管します。
23. ダウンロードされた秘密鍵を、Node.jsを作成しているサーバの同じフォルダにコピーして、名前を「credential.json」に変更します。
その7へ続く