その9から続き
36. 定期的にCloud Runを実行させるのは、GCPのCloud Schedulerです。
GCPのメニューからCloud Schedulerを選びます。そして、「ジョブのスケジュール設定」をクリックします。
名前は適当に入力し、頻度は1時間に1回実行させるので、「0 * * * *」と入力します。タイムゾーンはプルダウンメニューをクリックすると、「国で検索」というところに、「日本」と入力すると、「日本」が検索できるので、「日本標準時(JST)」を選択します。

37. 次に、「続行」をクリックします。「ターゲットタイプ」では、「HTTP」を選択します。「URL」には、先ほど設定されたCloud RunのURLを入力します。「HTTPメソッド」には、GETを選択します。

38. 次に、「続行」をクリックします。次の画面では何もせず、「作成」をクリックします。登録した設定が表示されますので、問題なく登録できたか確認のため、「今すぐ実行」をクリックします。
39. 正常に実行できたか、BigQueryでデータが挿入されたのか確認します。

40. このままだと、時間がUTCになっているので、日本標準時であるJSTのビューを作成します。
右上にある「クエリを新規作成」をクリックして、下記を入力します。「プロジェクトID」のところは、自身のプロジェクトIDを入力してください。

SELECT FORMAT_TIMESTAMP(‘%Y-%m-%d %H:%M:%S’, timestamp, ‘Asia/Tokyo’) AS timestamp_jst, temperature
FROM `プロジェクトID.office_temperature.temperature_table`

41. 「実行」ボタンを押すと、下図のように時間がtimestamp_jstに変換されたものが表示されます。

42. 「保存」から、ビューを保存を選択します。「ビューを保存」の画面にて、「データセット」は、プルダウンメニューから作成したデータセットを選択します。「テーブル」には、ここでは、「temperature_table_JST」として、「保存」をクリックします。

その11へ続く